安心・安全へのこだわり

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安心・安全へのこだわり

元肥として、ボカシ(鶏糞、魚粉、油粕、米ぬかを混ぜて発酵させたもの)等の有機肥料を施し、無農薬・無化学肥料で育てています。
(※減農薬米は、除草剤を1回のみ使用しています)

ボカシを作る際にスコップで何度も混ぜ返したり、水田内の雑草を手で丁寧に取り除く作業は、共に体力を消耗する過酷なものです。
しかし、育てた米を味わうと、その作業価値を実感せざるを得ません。

除草剤を使用しないため、雑草は全て手で取り除きます。横一列で除草作業する姿は、安心・安全を象徴しています。

おいしいお米の出来るまで

3月~4月

・播種~育苗
育苗箱に種をまき発芽させ、日当たりのよい平地やビニールハウスで育てます。
湿った土の詰まった箱を何万枚と運び並べる作業ですので、なかなかの体力仕事です。
慣れているスタッフでも毎年筋肉痛に襲われます。

3月~4月
3月~4月

・田起こし~代かき
肥料と土がよくまざるように、また、土がやわらかくなるようトラクターで田を起こします。
また、田植えの前には田んぼに水を入れ、代かきをします。
田んぼの水もれを防ぎ、苗が同じ深さに植えられる効果があります。

3月~4月

5月

・田植え
基本的には田植え機を使用しますが、田植え機の入れない狭い箇所や、
強風などで流れてしまった箇所などは手で植えることになります。
寮生たちは、主に田植え機への苗の積み込みや空になった育苗箱を洗う作業(“手元”と呼びます)を行っています。

5月
5月

6月~7月

・除草
水田内の土をかき回して浮かせ、雑草が根付かないようにします。
除草剤は使用せず、コロガシと呼ばれる農機具を利用したり、手で直接かき回したりする作業となります。
この初期除草が、無農薬・減農薬栽培において最も重要な作業のひとつです。

6月~7月
6月~7月

・畔草刈り
田んぼの畔の雑草を伸ばしっぱなしにしておくと、害虫の住処になってしまうので、
春~夏の間は毎日のように草刈りをします。

6月~7月

8月

・クサネム取り
水田に入り、クサネムという雑草を引き抜きます。
抜かずに放っておくと、クサネムの黒い種が稲刈りの際に米に混入してしまいます。
食べても害は無いものなので、地元では気にせずに一緒に刈って、食べてしまう人もいるようですが、
私達は一本一本、手作業で丁寧に草取りを行っています。

8月
8月

9月

・稲刈り
いよいよ収穫です。刈り時を見極め、コンバインで刈り取ります。
風で倒れている箇所や、水気が多くコンバインが入れない箇所などは、手作業で刈り取ります。

9月
9月

・籾摺り

9月

収穫した米を脱穀・乾燥させ、袋に詰めて保管します。
その際に出た籾殻は、刈り取った後の田に撒き、翌年の米のための土作りに利用します。

10~2月

・田の整備(溝掘り・畔作り)

10~2月

刈り取りが終わった後もやる事はたくさんあります。
春に向けての田んぼの整備もそのひとつ。
主に排水用の溝堀りや、崩れてしまった畔の修繕を行います。
その年の収穫に感謝しつつ、翌年の豊作の願いを込めて丹念に作業します。

これらの工程を経て、おいしいお米を皆様にお届けしています。
ぜひ手間暇かけて育てられた安心・安全なお米をお召し上がりくださいませ!